「走りやすい場所やお薦めの場所はありますか?」
と、カスタマーショップに来てくださった方と話題になることがあるのですが、
この話になると、私は過去に行った
伊豆大島や
新島、
式根島のお話をすることが多いです。
【伊豆大島 地層断面】
なぜなら、
交通量が少ないことや、場所によっては
日帰りでも十分楽しめるなどのメリットはあるのですが、何と言っても島が持つ
独特の地形や景色など、
非日常感が手軽に味わえてしまうのです!
【新島 羽伏裏海岸】
【式根島 大浦海岸】
【式根島から竹芝へ向かい出港。時期によってはテープでお見送りも】
というわけで、島のメリットはこんな感じです。
- 交通量が少なめで走りやすい
- 自転車旅だけでなく、船旅も楽しめる
- 夜に出発し、早朝から島で活動できるため、朝から夜までたっぷり島で遊べる
- 日帰りでも6時間ほど滞在するため、島をしっかり楽しめる
- 起伏があるので、一周が短くても充実感を味わえる
- 釣りや海水浴など、自転車以外の遊びと組み合わせて楽しめる
- 何と言っても離島独特の非日常的なワクワク感
デメリットは
- 船酔いする方は行くまでが大変(船内で酔い止め薬を買えます)
- 大部屋の2等室に慣れていない方は眠れないかもしれません(客室アップグレードでカーテン付きのベッドにできます)
金曜日に仕事を終え、そのまま竹芝ターミナルに向かうと、否が応無しにワクワク感が高まっていきますよ!
旅先を開拓しに三宅島に行ってきた
正直に言うと、伊豆大島も、新島も式根島も過去3回ほど行っており、そろそろ別の場所を開拓しなければと思い、目をつけたのが三宅島です。
三宅島は竹芝から約170㎞ほどの距離に位置する島で、釣りやダイビング、バードウォッチングの穴場として、通の方に知られています。
三宅島へは、東京の竹芝ターミナルから黄色の大型客船【橘丸】で行くことができ、夜に竹芝を出発し、翌朝島に到着します。
私が行ってみた時は、2等和室で船中泊をしましたが、頭の部分はプライバシーを守れる間仕切りがあり、各席には鍵の掛かるロッカーが用意され、荷物も安全に保管できました。
【橘丸の2等和室 8人~10人の相部屋】 パノラマ写真なのでゆがんでいます。
毛布は100円で借りることができます。
【朝5時に三宅島に到着】
三宅島は西暦2000年にも噴火した火山島で、その後数年間は全島避難指示も出たほど。
現在の火山活動は落ち着いておりますが、自然の驚異ともいえる痕跡を島のあちらこちらで見ることができます。
観光協会のある【錆ヶ浜港】から自転車で10分ほどの場所にある火山体験遊歩道は、1983年の噴火で溶岩流に飲み込まれた集落の上に作られています。
【阿古地区 火山体験遊歩道からは溶岩流に飲み込まれた小・中学校を間近で見ることができる】
三階建ての校舎が二階まで埋まっている姿を目の当たりにすると、自然の強烈な恐ろしさで背筋が寒くなります。
【椎取神社 火山ガスで立ち枯れした木々と新しく育った森】
自然の力は溶岩だけではなく、火山ガスも忘れてはなりません。
数年前まではガスマスクの携帯が必要だったほどで、立ち枯れした木々と、その周りに新しく育った木々の神秘的な風景が島のあちこちに広がっています。
【椎取神社 火山流に埋もれた旧鳥居と旧社】
2500年前の噴火でできた火口湖の周りは森ができ、バードウォッチングの穴場となっていました。
【大路(たいろ)池 北側の桟橋】
太目のブロックタイヤがあれば、1㎞ほどのダートを走り、写真の桟橋まで簡単にいくことができます。
一方で、マグマの影響を受けていない海岸線は波に侵食され、高く切り立った断崖と、青い海とのコントラストを楽しむことができます。
【サタドー岬と砂浜】
三宅島サイクリングはアメとムチ
三宅島を一周しようとすると、登り下りを繰り返しながら走りますが、港を出発すると、すぐ坂が待ち構えています。
いきなりムチでしばかれる感じ。
【阿古地区を出発すると、すぐに斜度9%の坂が続く】
しかし、登った分だけ下るのが島サイクリング。
いくつかの坂を走ると、見晴らしよく、平坦で走りやすく、気持ちのよい「ご褒美」的なルートを走ることもできます。
【伊豆岬灯台とサイクリングロード】
島の北西に位置する伊豆岬は明治に作られた灯台が絶景スポット。晴れていると富士山も見られるそうです。
【三七山】
海を見ながら走っていたかと思ったら、突然黒色の軽石でできた丘が目の前に広がったりと、登りと下りを繰り返すたびに、景色の変化が楽しめることが三宅島サイクリングの魅力です。
さらに、島の東側の三池港から三宅島空港沿いに伸びるルートも、まさに「ご褒美」。
【空港の南東に位置する 沖原海岸】
下見で走った時は、台風の影響で波が高めでしたが、高くダイナミックに打ち寄せる波を見ながら、軽快に海岸線を走ることができました。
島を一周するとこんな感じ
島一周は約35㎞で、山手線一周とほぼ同じ距離だそうですが、景観の良い場所に立ち寄りながら走るとだいたい5時間くらい。
しかし、島のスポットを堪能しながら走るとなると、まる一日では味わいきれないかもしれませんよ!
9月末に三宅島を走りましょう!
というわけで、ご紹介した三宅島をリンプロジェクトのスタッフと走りにいきましょう!
島では基本的に自由行動ではありますが、スタッフと一緒にレベルに合わせて、島サイクリングを楽しめます。
また、釣りや、バードウォッチングをしながら島をめぐりたいと言う方は、ご自信で道具をお持ちください。
※磯から釣りをされる場合は、必ずライフジャケットをお持ちください。
坂が心配という方、雄大な景色だけを楽しみたいと言う方のために、(株)デイトナさんのご協力で電動アシスト折畳み自転車【DE-01】の有料レンタルもあります!
自転車を持っていない友人を誘いたい!という方も是非ご利用くださいね。
【デイトナポタリングバイク DE-01】
>>DE-01の詳細については、こちらをクリックしてご覧ください<<
リンプロジェクトと行く島ツアー2017
秋合宿だヨ全員集合!
【こんな方にお薦めです】
- 雄大な自然を感じながらサイクリングしたい方
- 初心者から中級者にステップアップしたい方
- 立ちふさがる坂にひたすら挑みたい方
- 釣りやバードウォッチングを楽しみながらサイクリングしたい方
- 自転車仲間を作りたい方
【開催日】 9月29日(金・夜)~10月1日(日)
【料金】 28,900円(税込)
【オプション料金】(当日現金精算)
船室ランクアップ
往路:2等から特2等→3,220円
復路:2等から特2等→3,170円
レンタサイクル
デイトナポタリングバイク DE-01 4,000円(締め切り9月10日)
【集合】 9月29日(金) 21時45分 東海汽船竹芝ターミナル
【解散】 10月1日(日) 19時50分頃 東海汽船竹芝ターミナル
【募集人数】 20名(最小催行人数 15名)
【持ち物】自転車、輪行袋、パンク修理セット、工具、カスクやヘルメット、グローブなどのプロテクター類、ポンチョやレインスーツなどの雨具、着替え、その他各自必要な物(磯から釣りをされる方はライフジャケットをお持ちください)
【自転車について】
軽快に坂を楽しみたいと言う方はロードバイクがお薦めですが、ダートのあるコースを走ってみたい方は、太目のブロックタイヤ(700 x 35c程度で十分です)が付いたマウンテンバイクやツーリングバイクでお越しください。
【荷物について】
土曜日の朝は、港で宿の自動車に荷物を預けることができます。
日曜日は宿を出発後、観光協会さんに荷物を預けてサイクリングできますが、天候によっては荷物を持って10㎞程離れた港まで自走する可能性もございます。
レンタサイクルを借りられる方も、リュックサックなど自転車で走行できるバッグでお越しください。
【ツアー金額に含まれるもの】
往復船賃(2等和室)、朝食(土・日)、昼食(お弁当 土・日)、夕食(土)、宿泊費、ガイド代、保険料、諸税
※夕食時の飲み物は別途清算とさせていただきます。
【その他】
本ツアーはリンプロジェクト・(株)東海汽船が企画し、(株)東海汽船が募集・実施致します。
ツアーにはリンプロジェクトスタッフが同行いたします。
ツアー中に撮影した画像はリンプロジェクトがインターネットや紙媒体、広告などで利用させて頂く場合がございます。予めご了承ください。4名様以下でのお申込は男女別相部屋となります。
【締め切り】
9月24日
レンタサイクル希望の方は9月10日まで
【お申込】
こちらをクリックして、東海汽船様の募集ページに移動し、お申込ください。
皆様のお申込を心よりお待ちしております!