【2017年10月 雨 新島・羽伏浦海岸】
2017年10月13日(金・夜)~15日(日)の期間で開催した、東京の新島・式根島をめぐるサイクリングフォトツアー。
第一線で活躍するエディター/フォトグラファーの石川望氏を講師に迎え、自転車で島をめぐりながら写真講座を受けながら旅をすることができます。
しかし、2017年10月開催はリンプロジェクトがツアー主催側として動き始めてから4回目を迎えたのですが、初の雨天となりました。
サイクリングで雨天となると、どうしても気分が下がりがち。
野外遊びをする上で、晴天のほうが楽しいことは明らかです。
しかし、考え方次第で、
雨の風景を楽しむことができたので、晴れと雨の比較をしながらまとめてみました。
東京の竹芝ターミナルから、東海汽船の大型客船【さるびあ丸】に乗り、22時に出港。
0時に横浜に立ち寄るまで、東京湾内をクルージング。
【 晴 】
【2016年10月 晴 レインボーブリッジ】
晴天ではくっきりと夜空に浮かび上がる夜景と、水面に反射した光が美しい。
【 雨 】
一方で、雨天では雨粒に光が反射し、夜空までもぼんやりと明るく見える。
【2017年10月 小雨 横浜・赤レンガ】
【2017年10月 雨 横浜・大桟橋】
【2017年10月 雨 本牧埠頭】
スポットライトの光が筋となって見えるのは、雨や霧の風景ならでは。
朝8時。新島に上陸すると降っていた雨が止んでいました。
雨の切れ間に絶景スポットである【ヘリ下】に到着。
【 晴 】
【2016年10月 晴 新島・ヘリ下】
【 曇 時々 雨 】
【2017年10月 曇り時々雨 新島・ヘリ下】
晴天でも雨でも、海の青さはあまり変わりませんが、雨天の空の重厚感がすごい。
続いて、ヘリ下から近くの羽伏裏海岸へ。
【 晴 】
【2016年10月 晴 新島・羽伏浦海岸】
【 雨 】
【2017年10月 雨 新島・羽伏浦海岸】
【2017年10月 雨 新島・羽伏浦海岸】
それぞれ同じ場所が、全く違う雰囲気になります。
雨の中では写真を撮れないと思いがちだけど、雰囲気や物語性が出やすくなるという講師石川氏のアドバイスもありました。
また、重い雰囲気の雨天でも、明るい色のレインウェアはアクセントになってくれます。
続いて新島本村を通り抜け、十三社神社へ。
この神社は、2016年5月以降久しぶりに足を伸ばしました。
【 晴 】
【2016年5月 晴 新島・十三社神社】
【2016年5月 晴 新島・十三社神社】
【 雨 】
【2017年10月 雨 新島・十三社神社】
【2017年10月 雨 新島・十三社神社】
似た構図が無く比較できませんが、それでも神社仏閣は雨や曇りに訪れたほうが、荘厳な雰囲気が増して良いと思う。
翌日は、式根島が誇る【日本の水浴場88選】に選ばれた泊海岸へ。
扇状に広がる砂浜と海が美しく、ハイシーズンは多くの海水浴客で賑わうようです。
【 晴 】
【2016年10月 晴 式根島・泊海岸】
【 雨 】
【2017年10月 雨 式根島・泊海岸】
雨でも明るい色の傘やレインウェアが揃った途端に、絵本のような世界になって楽しい。
何よりも、雨や霧で視界が悪くなった時に、明るい色ならばドライバーから気付いてもらえ、安全性も高くなります。
以上、写真を並べてみましたが、晴天の写真は楽しそう。
やはり、旅行や外遊びは晴れに限ります。
【2016年10月 晴 式根島・大浦海岸】
しかし、石川氏もワークショップで指摘していましたが、雨天では映画のワンシーンのような、心に引っかかる物語性のある写真が撮りやすいと思います。
【2017年10月 雨 新島・十三社神社】
写真が趣味でなくとも、SNSやブログなどで際立つ写真が撮れてしまうかも。
【2017年10月 雨 新島・羽伏浦海岸】
今回使用率の高かったリンプロジェクトのレインポンチョは、バッグやカメラなど身の回り品ごと雨から守るため、自転車の旅行で役立ちます。
雨に濡れると困るカメラも、使うときだけ衿の隙間から出し、すぐにしまうことができます。
天気の変化はどうしようも無いのですが、ポンチョをお守りとしてカバンに入れておくと、雨の風景も愉しむことができるはず。
□2017年10月13日~15日
サイクリングフォトツアーの写真
↓↓ Flickr.comで見る ↓↓