【和紙繊維とは】
麻や樹皮繊維から漉かれる和紙は洋紙と比較すると繊維長が長く丈夫なため、古くより書物などで使用され、その耐用年数は1000年を越えると言われている。
平安時代に大量生産が可能となった和紙は、書としてだけでなく、吸湿・放湿性に優れれる特徴から、障子や襖などの建材として使用されたり、平安時代より『紙衣(かみこ)』として軽量・可搬性に優れたため武士や俳人・修験者に愛用されたという。
和紙繊維は綿素材よりも吸湿性や保温性に優れており、繊維長が長く、表面が滑らかなことから毛玉になりにくく、肌にも優しいと言われている。
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